稗田のカルタ ―妖怪ハンター 27・28 くな 

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「うつぼ舟の女」

大島渚シリーズの第1作、この回のみ、稗田先生が登場します。

うつぼ舟とは、中がうつろになった、小さな舟のこと。舟といっても箱のようなもので、
中に若い女が乗っていてニコニコ笑っていたという、話が江戸時代頃に良くあったそうです。
享和3年、常陸の浜に流れ着いた物は、丸い鉄の板張りでガラスの窓がはまっていて異人の女が乗っていたと言います。もっと古い話では、神の子を身ごもった娘が、うつぼ舟で流され、その子が神や一族の祖になったというものも多いそうです。

大島と渚は隣の県から、(いんがはま)忌ケ浜へ、漂着物を調べに来ていました。
海流の流れを調べる学校の課題でビンに手紙を入れて流したものが、忌ケ浜に流れ着いたと手紙をもらったためです。
海岸で、眞勝(まかつ)神社の神主・内海と出会います。
大島・渚は神社で、めずらしい漂着物を見せてもらい、うつぼ舟の話を聞きます。

そこへ内海のことを、「マスター」と呼ぶ巫女が現れます。内海の妻、みどりです。
実は、内海が神主になったのはつい最近のこと。
その前はスナック「潮騒」を経営していましたが、借金で首が回らなくなったたところへ
眞勝神社の先代の神主である、みどりの父親が亡くなったという知らせが届き、
借金取りから身を隠すため、この田舎の小さな神社の跡を継ぐことにしたのでした。

しかし、取り立てのヤクザ風の男達が現れ、痛めつけられる内海。
苦し紛れに、珍しい神宝があると言って、先代の神主が隠していた「うつぼ舟」のある洞穴へ案内します。
ヤクザたちが、うつぼ舟にかけられていた、布を取り去ると、そこにはミイラ化した女のような怪人の死体
そして洞穴内の海岸から、サンショウウオのような不気味な生物が大量に現れ
みどりは、忘れていた過去を思い出します。
実は、みどりは、舟の中でミイラ化している「うつぼ舟」の女の娘だったのです。
その後、みどりさんは大暴れです。借金取りも旦那も皆殺し、大島の童貞を奪おうとし、
卵から孵った弟をけしかけ、大島を食わせようとし、父親の霊とも戦います。ずっと全裸で。
見た目化け物の弟は意外に、かわいいやつです。

「く」の札は、父親に、ごはんを取り上げられて悲しげな幼少時のみどりさんです。

常陸の浜に流れ着いた鉄の舟は、「うつぼ舟」でググってみると、
昔描かれた見るからに宇宙船的な絵の画像など出てきますね。
Commented at 2013-07-30 15:11 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
by k-d-m | 2013-07-26 03:35 | 妖怪ハンターカルタ | Comments(1)

冷やし中華はじめました


by K玉之
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