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稗田のカルタ ―妖怪ハンター 11・12

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洞窟遺跡から見つかった、2体の遺体にはふしぎな所がありました。
一人は地面に横たわる、額に穴があいた若い男。もう一人は仮面を着けた老人。
若い男の額の穴は、頭蓋穿孔のような儀礼手術のようだが、まだ日本で頭蓋穿孔の例は発見されたことはありません。
老人は死の儀礼を行っていた、呪術者と思われるが、なぜ呪術者まで死んでいたのか?

考えながら、歩いていた稗田礼二郎に、話しかけてきた男がいました。
彼は、仮面をつけた骨が出てきたことを言い当てます。
話を聞くと、以前この近くに猟に来て道に迷ったことがあるといいます。
濃い霧が出てきて、いくら歩いても同じ立石の所に戻ってしまいます。
男はルング・ワンダ・ルングに陥ってしまったのだと思いました。
ルング・ワンダ・ルングとはドイツ語で、霧や雪の中などで、方向感覚を失い、同じ場所をぐるぐる回ってしまうことです。

歩き回っているうちに、見つけた洞窟で霧が晴れるのを待つことにしましたが、
洞窟の中には不気味な仮面の男がいました、男は驚いて洞窟を飛び出ると、原始人風の男とばったり出くわします。
石槍を構えて叫ぶ原始人を、男は思わず猟銃で撃ってしまいます。銃弾は額に当たり即死でした。
洞窟から飛び出してきた仮面の老人は、逃げ出した男に、石槍を投げつけ「トコイ!トコイ!」と叫びます。
夢中で走っているうちに、いつのまにか霧が晴れ、麓の村にたどり着くことができました。
しかし、その後、男は奇妙な夢に毎晩うなされるようになります…
「闇の中の仮面の男」は、猟銃の男と原始人の絵は尾瀬あきらさんに似ているような気がします。
道に迷ったときには、ルング・ワンダ・ルングを、リンダ・リンダ・リンダのメロディで口ずさんでみるといいかもしれません
by k-d-m | 2012-12-04 06:38 | 妖怪ハンターカルタ | Comments(0)

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